玄箱 メディアサーバー化
LinkTheaterを購入したので玄箱をメディアサーバー化することにしました。
Pcast
ネットで少し調べてみたところ、玄箱のファームver.1.00の時は標準でPCast
が入っていたらしく、Telnet経由で玄箱にログインし、以下のコマンドでPCast
を起動できたそうです。
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# /etc/rc.d/init.d/pcastd start
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しかし、私が購入した玄箱の付属ファームver1.01にも最新のver.1.02にも残
念ながらPCastは入っていませんでした。
そこで当初の予定通りwizd系サーバーをインストールすることにしました。
wizdとは
wizdとは、バーテックスリンク製MediaWiz用に開発されたフリーのメディア
サーバーです。
MediaWizだけでなく、BUFFALO製LinkTheater、IODATA製AVeL LinkPlayer、
長瀬産業製TRANSGEAR、NEXX製Video End Pointでも使用可能です。
wizd (Linux,UNIX,MacOSX用)には元祖を含め3種類が存在します。
wizd以外にも以下のサーバーが存在します。
まずは
サザンビーチ氏のサイトを参考にwizd元祖をインストールしてみることに
ました。
gccインストール
wizdはCのソースファイルで提供されているので自分でコンパイルする必要が
あります。
UNIX/LinuxではC/C++のコンパイルにはGNU Compiler Collection (GCC) を使
用します。
付属CD-ROMのbinaryディレクトリから以下の4ファイルを玄箱の共有ディレク
トリ「share」にコピーします。
- make-3.79.1.tar.gz
- gcc-2.95.3.tar.gz
- glibc-2.2.3.tar.gz
- binutils-2.10.91.0.2.tar.gz
コマンドプロンプトを起動し、Telnet経由で玄箱にログインします。
共有ディレクトリに移動し、先ほどCDからコピーした4ファイルを解凍します。
# cd /mnt/share
# tar xzvf make-3.79.1.tar.gz -C /
# tar xzvf gcc-2.95.3.tar.gz -C /
# tar xzvf glibc-2.2.3.tar.gz -C /
# tar xzvf binutils-2.10.91.0.2.tar.gz -C /
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wizdコンパイル
wizd元祖のサイトからダウンロードしてきたwizd_0_12.tar.gzを、予め
Windowsで解凍し、wizd.confを以下のように編集して玄箱の共有ディレクトリ
にセーブします。
document_root /mnt/share/Multimedia
skin_root /usr/local/wizd/skin
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- 1行目はメディアサーバのディレクトリの指定です。
玄箱の共有ディレクトリ「share」に「Multimedia」というディレクトリを作
成した場合です。
- 2行目はスキンのディレクトリの指定です。
ちなみにUNIX/Linuxでは日本語はEUCコードを使用するので、秀丸などEUC
コード対応のエディタで編集します。
/usr/local ディレクトリに移動し、wizd_0_12.tar.gz を解凍し、gccでコン
パイルします。
# cd /usr/local
# tar xzvf /mnt/share/wizd_0_12.tar.gz
# mv wizd_0_12 wizd
# cd wizd
# make clean
# make
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コンパイルに成功すると以下のメッセージが表示されます。
先ほど編集したwizd.confファイルを玄箱の共有ディレクトリからコピーしま
す。
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# cp /mnt/share/wizd.conf ./
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手動でwizdを起動します。
起動に成功すると以下のメッセージが表示されます。
念の為wizdプロセスが起動していることを確認します。
ps axで表示されるリストにwizdが2行あれば起動しています。
LinkTheater で玄箱が表示され、動画/静止画/音楽ファイルが再生できること
を確認しました。
wizd自動起動設定
このままだと玄箱を再起動する度にwizdを起動する必要があるので、玄箱起動
時にwizdを自動起動するように設定します。
Windowsでwizdという名前のファイルを以下のように編集して玄箱の共有ディ
レクトリにセーブします。
#!/bin/sh
/usr/local/wizd/wizd
exit 0
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こちらも秀丸などEUCコード対応のエディタで編集します。
/etc/init.d/ ディレクトリに移動し、先ほど編集したwizdファイルを玄箱の
共有ディレクトリからコピーし、実行フラグをセットします。
# cd /etc/init.d/
# cp /mnt/share/wizd ./
# chmod 755 wizd↓
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rc2.dの最後で玄箱を起動するようにします。
/etc/rc.d/rc2.d ディレクトリに移動し、S99wizdというリンクを作成します。
# cd /etc/rc.d/rc2.d
# ln -s ../init.d/wizd S99wizd
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玄箱を再起動し、さきほどと同じ手順でwizdプロセスが起動していることを確
認します。
(2004.12.04)
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